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飼育の匠
飼育の匠
家畜にとって劣悪な環境ではなく、限りなく自然の状態に近い環境で、伸び伸びと成長していけるとうのは、私たち育てる側の人間にとっても大変うれしいことです。現在でも、環境を清潔に保つために徹底した管理をしていますが、さらに牛にとって良い環境を追求するために、虫よけに効果がある薬草を活用することも考えていますよ。牛の成長や状態に合わせて、飼料の量や与えるタイミングを考えるのは決して楽ではありませんが、愛情たっぷりに育てていきたいですね。
7時30分、まずは牛の食事から。はじめは飼料の吸収を促す牧草、自家配合飼料、ぶどうの搾りかすの入った飼料という順に与えます。その後、食べるものが偏らないように各飼料を混ぜて回ります。それと同時に牛舎を掃除。食事は朝夕の2回ですが、つねに空にならないように少しずつ補充していきます。